【シンガポール=飛田臨太郎】オースティン米国防長官は1日、シンガポールで開催中のアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で演説した。中国が南シナ海で繰り返すフィリピンへの威圧行為を巡り「嫌がらせは危険だ」と批判した。同盟国・同志国との協力を一段と深める ...
フィリピンは20日、中国が南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)を破壊していると非難し、同国に国際調査を受け入れるよう求めた。フィリピン国家安全保障会議のジョナサン・マラヤ報道官(写真中央)は記者会見で「当地の現状を警戒し、懸念している」と説明した ...
【5月16日 AFP】フィリピンの市民団体を乗せた漁船団が、中国と領有権を争う南シナ海(South China Sea)のスカボロー礁(Scarborough Shoal)への接近を断念した。主催者が16日、発表した。
日本ではありえないような取り組みが、15日から17日にかけ南シナ海スカボロー礁(比名パナタグ礁)近海で実施された。同礁は2012年に比中艦船のにらみあいの末に中国に実効支配を奪われた。
南シナ海のスカボロー礁を実効支配する中国に対抗し、フィリピンの権益を訴える民間船団が15日、ルソン島サンバレス州を出発、同礁へ向かった。組織した市民団体によると、同日、約100隻の漁船と共に集団航行し、権益を主張するブイを設置、漁業者らに燃料や食料を ...
国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所は2016年、中国人漁業者が南シナ海で海亀や大シャコ貝を乱獲しており、中国当局は防止義務を果たしていないと指摘。また中国が同礁で伝統的漁業権を不当に妨害し、フィリピンの主権を侵害したと判断していた。
中国海警局が5月15日から約4カ月間にわたり南シナ海北緯12度以北の海域における禁漁を一方的に宣言した問題で、フィリピンの小規模漁業組合連合パマラカヤのロンネル・アラムブロ副議長は5月31日、ラジオ局のインタビューに対し、抗議の意味を込めた組合員らの ...
同礁はフィリピン・ルソン(Luzon)島の西約240キロにあるが、現在中国が実効支配しており、近海では2週間前にフィリピンの巡視艇などが中国海 ...
中国の海警局は、フィリピンと領有権を争う南シナ海のスカボロー礁で、救助訓練を行ったと発表しました。中国側は訓練を「常態化」させるとし、今後も継続する意向を示しています。【映像】中国海警局の船の様子 中国メディアが公開した映像には、中国海警… ...
中国の海警局は、フィリピンと領有権を争う南シナ海のスカボロー礁で、救助訓練を行ったと発表しました。中国側は訓練を「常態化」させると ...