アジア発北米西岸向けコンテナ運賃が17日付までに40フィートコンテナ当たり5000ドル超となり、年初来の最高値を更新した。欧米諸国向けを中心にコンテナ運賃は4月末から急上昇したが、5月1日付の北米向けサービスコントラクト(SC)更改時期を挟んでの急騰 ...
◇リンコーコーポレーション 経常利益は前の期比36%減の2億7400万円。主力の運輸部門での赤字が響いた。売上高は3%減の131億円、営業利益は27%減の1億5200万円。純利益は48%減の3億5700万円だった。セグメント別では、運輸部門は8%減収、営業損益が1億3800万円の赤字(前の期は1億1000万円の黒字)。新潟港の貨物取扱量の減少を受け、同部門の貨物取扱量は一般貨物、コンテナ… ...
◇阪急阪神ホールディングス 国際輸送事業は売上高が前の期比39%減の1003億円、営業利益が97%減の2億2300万円。航空・海上輸送でスペース逼迫(ひっぱく)が緩和したほか、顧客の在庫調整で東アジアを中心に物流需要が減って大幅減益だった。アラブ首長国連邦(UAE)現地法人の設立などグローバルネットワーク拡充を図ったほか、日本国内やアジアを中心に物流倉庫を新設・拡張するなど、ロジスティクス… ...
日本GLPは10日、熊本県大津町で物流施設「GLP熊本大津」(延べ床面積1万3200平方メートル)を開発すると発表した。10月の着工、来年12月末の竣工を予定。近鉄エクスプレス完全子会社の近鉄ロジスティクス・システムズが専用施設として1棟借りする。立地は台湾半導体大手のTSMCなどが工場を構える半導体産業団地に近い。大津町の約6400平方メートルの敷地に地上4階建ての倉庫を建てる。総開発費… ...
【中部】日本トランスシティは13日、中期経営計画(2023―25年度)の上方修正を発表した。経営資源の効率化と収益性の改善、足元の業績動向を踏まえて26年3月期の経常利益を80億円以上(修正前70億円以上)とした。企業価値の向上に向けて新たな経営指標も設定した。売上高目標は1300億円以上で変更しない。連結経常利益率は6%以上の維持(同5・4%以上の維持)とした。中長期的な企業価値向… 続きはログ ...
ヤマトホールディングス(HD)は15日、商船三井会長の池田潤一郎氏が社外取締役に就任する人事を内定したと発表した。6月21日の株主総会で正式に決定する。… 続きはログインしてください。
山九は13日、最大150億円の自社株買いを行うと発表した。自社株を除く発行済み株式総数の6・76%に当たる375万株を上限に取得する。期間は14日―来年2月28日。終了時点で発行済み株式総数の5%に相当する数を超える自社株は、来年3月17日に消却する。山九は2024年3月期―27年3月期の中期経営計画で、配当性向40%水準、4年間の総還元性向70%水準を掲げ、400億円の自社株買いを実施す… ...
東京都は16日、航空貨物輸送でSAF(持続可能な航空燃料)を利用する都内の荷主企業に補助金を交付すると発表した。羽田・成田の2空港を発着するSAF便の利用荷主が対象。大企業の場合、最大1000万円を補助する。SAFの利用で追加発生する費用の一部を都が負担することで、脱炭素化に取り組む荷主を支援する。SAFを利用した国際輸送サービスの利用者に対する補助金制度は国内で初めてとみられる。荷主の依… ...
海運ブローカー最大手の英クラークソンズは16日夕、東京・豊洲で「スプリングバーベキュー(BBQ)パーティー」を開催した。船主やオペレーター(運航船社)、荷主、造船所、金融関係者ら300人超が参加。来日したアンディ・ケースCEO(最高経営責任者)は冒頭の歓迎スピーチで「東京でのビジネスを誇りに思い、とても重要に感じている」と参加者に語り掛けた。ケース氏は「クラークソンズはステップアップする決… ...
商船三井は東京都主催の国際イベント「SusHi Tech Tokyo(スシテック東京)2024」に出展し、水素生産船「ウインズ丸」を公開している。同社は東京都の「東京ベイeSGプロジェクト」に参画し、2026年3月まで東京湾で水素生産の実証実験を行う。商船三井技術ユニット技術研究所の島健太郎所長は「大型船実現に向け、安全性確立の観点からも、東京湾での実証は非常に大切な役割を果たすと考えている」と… ...
国内発電最大手JERAは16日、2035年ビジョン実現に向けた成長戦略を発表した。再生可能エネルギーと低炭素火力発電を組み合わせたビジネスモデルを商用化しアジアに展開。低炭素火力の燃料として35年に水素アンモニア取扱量700万トン(アンモニア換算量)を目指し、舶用燃料向けも含めマルチな用途に開放する。LNG(液化天然ガス)バリューチェーン強化では「低コストで柔軟に輸送先を変更できる」自社船団によ… ...
海運会社・用船者向け運航管理システムなどを提供する米ベソン・ノーティカルは16日、東京都内のホテルで、日本の顧客を招き懇親パーティーを開催した。あいさつに立ったショーン・ライリー社長兼COO(最高執行責任者)は日本の顧客が120社超に増えたことを紹介し、「日本のパートナーの成長を支援していく」と呼び掛けた。懇親パーティーには海運会社、金融機関、商社などから150人超の日本の関係者が参加。ベ… ...