福島第一原発の事故で溶け落ちた核燃料と周囲の構造物が混じり合った「核燃料デブリ」について、国と東京電力は、2号機での取り出しをこれまでに3回延期しています。 ことし10月までに試験的な取り出しを始める計画で、新しい装置が神戸市の施設で公開されました。
東京電力福島第一原発 事故で溶け落ちた 核燃料 (燃料デブリ)を試験的に取り出す作業に使う専用の 釣り ざお式装置が28日、報道陣に公開された。東電は遅くとも今年10月までに作業に着手するとしている。
福島第一原発で計画されている燃料デブリの試験的な取り出しに使う装置が公開されました。兵庫県神戸市の工場で公開された装置は、「テレスコ式」と呼ばれる釣り竿のような形をしていて、原子炉格納容器に通じる側面の穴から挿入し、溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」を取 ...
東京電力ホールディングス(HD)は28日、福島第1原子力発電所2号機で溶け落ちた核燃料(デブリ)を取り出すための釣りざお式の装置を公開した。装置を使った模擬実験も実施し、性能を確かめた。東電は10月までに実際の作業に着手する。同日、模擬実験を三菱重工 ...
2011年3月11日、東日本大震災が発生した際、東京電力・福島第一原子力発電所は1~3号機が運転中で、地震によって原子炉は自動的に停止したが、津波によって発電機の中の燃料を冷やす機能が失われてしまい、結果的に放射性物質を含んだ燃料が溶け落ちてしまうメ ...
東京電力福島第一原子力発電所2号機で溶け落ちた核燃料(核燃料デブリ)の取り出しに使う「釣りざお式装置」が28日、神戸市内で報道陣に公開された。東電は、今年10月までに試験的なデブリの取り出しを目指している。