自民党の選挙戦では、「表に出さないカネ」が水面下で飛び交ってきた。そうしたカネの原資の一つとして取り沙汰されてきたのが、内閣の要である官房長官が一手に扱う内閣官房報償費(機密費)。ある元官房長官は「選挙に使ったことがある」と打ち明ける。国の施策推進の ...
元官房長官(といっても鳩山由紀夫内閣の)などにも取材し、<自民党の「選挙に使っていない」という釈明は、大嘘だった>と勇ましいが、第1次安倍晋三内閣で官房副長官を務めた的場順三氏は機密費の内容が表に出ることをこう批判。
選挙を巡る不透明なカネとして、使途が非公表の内閣官房報償費(機密費)にも疑惑の目が向けられている。2009年に政権交代を果たした民主党政権が使途の公開を検討したが、結論を出せないままで幕を閉じた。12年に返り咲いた自民党政権では使途公開の動きは途絶え ...
5月17日、政治資金規正法改正案を与党内で話し合っていた 自民党 ...
政府は答弁書で、機密費の目的を直接に規定する法令は存在せず、官房長官が毎年度と交代の際に執行に関する目的類型を定めていると説明。「自らの責任と判断の下に、厳正かつ効果的に執行している」とした。会計検査院の検査対象でもあるとして、チェック機能強化に向け ...
政府は24日、使途が不明瞭な内閣官房報償費(機密費)に関し、過去の支出状況を「現内閣において確認する考えはない」とする答弁書を閣議決定した。立憲民主党の中谷一馬氏(衆院比例南関東)の質問主意書に答えた。答弁書で、機密費の目的を直接に規定す… ...