紫式部の父・為時はどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「長いこと出世には縁がない下級貴族だった。だが、漢詩文には非常に ...
とはいえ、10年も任官がなかった為時が、いきなり大国の国守への就任を希望するというのは、かなりの高望みだったと思われるが、それが叶ったのである。 おそらく「光る君へ」では ...
為時の越前守任官については、『今昔物語集』や『今鏡』などに、説話が載せられている。それらは概ね同じ内容で、『今鏡』に記されている内容を簡単に紹介すると、ざっと次のように ...
紫式部の父・為時はどんな人物だったのか。歴史評論家の香原斗志さんは「長いこと出世には縁がない下級貴族だった。だが、漢詩文には非常に ...
だが、そんなふうに過ごし、厳しい冬を越えて長徳3年(997)の春を迎えたころ、遠縁で旧知の藤原宣孝(ドラマでは佐々木蔵之介が演じている)から、求婚の歌が届いた。そして、何度か歌を交わし合ったのちに、結婚の決心がついた紫式部は、その年末か、翌長徳4年( ...
996年、紫式部は父・藤原為時の赴任に同行して越前へ向かった。歴史評論家の香原斗志さんは「1年ほど、彼女は越前で暮らし続けるが、越前の ...
・・・唯、この弟たるべき自分が、時々向うの好意にもたれかゝって、あるまじき勝手な熱を吹く事もあるが、それさえ自分に云わせると、兄貴らしい気がすればこそである。この兄貴 ...
1 (多く「…をもって」の形で格助詞のように用いて) ㋐手段・方法を示す。「誠意を—交渉に当たる」「書面を—申し入れる」「好意を—迎えられる」 ㋑原因・理由を示す。「過失の故 ...